静的サイト向けホスティングサービスの料金体系について調べてみた

こんばんは、こじゃらです。

やっとのこと、nekomata.techというサイトを開設できたということで、最初の記事は静的なHTMLのサイトを公開するためのホスティングサービスについて色々調べてみたことを纏めます。

ホスティングサービスとは?

私たちが普段からWebブラウザで見ているページは、すべて地球上のどこかにあるサーバーに表示内容の取得を要求して、受け取った結果を表示しています。

例えば、自分で新しいサイトを開設したいときは、このサーバーを準備する必要があります。
サーバーとなるマシンを自分たちで用意して運用しても良いですが、それなりの導入費用とサーバー機器のメンテナンスコストがかかります。

そこで、サーバーを自前でまかなうのではなく、既に動いているサーバーを借りて運用するという考え方があります。
これがホスティングサービスです。
レンタルサーバーを使っている人にとっては言うまでもないお馴染みのサービスですよね。

ホスティングサービスを活用することで、自宅にサーバーを用意する必要がなくなりますし、要らなくなったら資源を解放して他ユーザーに割り当てるなんてことも可能です。

ホスティングサービス一覧

この記事の本題でもある、このサイトを静的HTMLで運用するために候補に挙がったホスティングサービスの比較について書きたいと思います。

皆さんが気にするのは、やはり料金とスペックではないでしょうか。

Amazon S3

Amazon Simple Storage Serviceの略称らしいです。
恐らく最も有名なサービスではないでしょうか。
ファイルのストレージサービスとして、既に多くの企業も利用していることでしょう。

詳細は以下をご確認ください。
https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/

料金請求はストレージ使用料やデータ転送量、リクエスト数によって課金されていく仕組み。
例えば、容量100GBで転送量100GB程度なら、月額1500円くらいになるのでしょうか。
転送量が10GBなら500円未満になるようで、転送量のウェイトが高いですね。

Firebase Hosting

こちらはGoogleが提供するFirebaseの一機能です。

詳細は以下の通り。
https://firebase.google.com/pricing?hl=ja

容量100GBで転送量100GB程度で1700円くらい。
Amazon S3より割高ですが、何より表示速度が最速です。
流石Google様。

実は本サイトもFirebase Hostingで管理しようかなと考えていましたが、自宅のマシンで上手くfirebase-toolsが使えなかったので、次のサービスを採用しました。

Netlify

前の2つと比べ、一番若いホスティングサービスです。
何よりもGitHubサービスとの連携により、デプロイ設定が非常に簡単に済ませられるという特徴があります。

詳細は以下より。
https://www.netlify.com/pricing/

転送量100GBまでならなんと無料!
ただし、これ以上超えると月45$払わなければいけなくなります。
しかし、普通にサイト運用していくだけなら上記は到達しないでしょうし、そうなるころにはサイトでの広告収入で十分に元が取れそうでもあります。

表示速度は前者より劣りますが、それでも気にならないレベルです。
WordPressをそのまま運用よりは断然早いです!

最後に

料金体系の魅力と運用のしやすさから、nekomata.techではNetlifyで運用していくことにしました。
サイト表示が遅いという懸念がありましたが、このサイトを見てもわかる通り殆ど気にならないと思います。
表示速度が極端に遅いなど、明らかに不便な時はFirebase Hostingなどに移行するかもしれません。